記紀(古事記と日本書紀の総称)に登場する勇猛な種族。九州南部(鹿児島県大隅・薩摩地方)に勢力を持ち、熊襲と共に大和朝廷に容易に服属しなかった(8世紀の反乱後、完全に服属)。その一部は、早くから都に移され、朝廷の儀式の際の歌舞(狗声を発して奉仕する等)や、宮門の警備等に従事した。その勇猛さ(転じて、「男の中の男」と言った意味)から、現在でも鹿児島男児を「薩摩隼人」と呼ぶ習慣が残っている。