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朝鮮総督府 (1910-1945)

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鮮を統治する為に日本が設置した官庁。その前身は明治38(1905)年、第2次日韓協約により大韓帝国の外交権を接収した日本が京城(現在のソウル)に設置した「韓国統監府」(長官は韓国統監)。明治43(1910)年、日本の大韓帝国併合(日鮮合邦)に伴い、従来の韓国統監府を「朝鮮総督府」に改組し、長官も韓国統監から「朝鮮総督」に改称された。昭和20(1945)年、終戦と共に廃止。

▲光化門(クヮンフヮムン)と朝鮮総督府
朝鮮総督府庁舎は、李朝王宮である景福宮(キョンボッグン)敷地内の、正門・光化門と正殿・勤政殿(グンジョンジョン)の中間に造営された。韓国独立後、国立中央博物館として利用されていたが、1995(平成7)年から翌96(平成8)年にかけて解体された。


朝 鮮 総 督
韓国統監 朝鮮総督
代数 就任年次 氏   名 代数 就任年次 氏   名
第1代 1905.12. 1 伊藤 博文 第1代 1910.10. 1 寺内 正毅(兼任)
第2代 1909. 6.14 曽根 荒助 第2代 1911. 8.30 寺内 正毅(専任)
第3代 1910. 5.30 寺内 正毅(兼任) 第3代 1916.10.16 長谷川好道
  第4代 1919. 6.12 斎 藤  実
第5代 1927. 4.15 宇垣 一成(臨時)
第6代 1927.12.10 山梨 半造
第7代 1929. 8.17 斎 藤  実
第8代 1931. 6.17 宇垣 一成
第9代 1936. 8. 5 南  次 郎
第10代 1942. 5.29 小磯 国昭
第11代 1944. 7.24 阿部 信行


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