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トルーマン Harry S.Truman 1884-1972

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トルーマン メリカの政治家。アメリカ合衆国第33代大統領(在任 1945-1953)。連邦上院議員(1934-1944)を経て、1944年、フランクリン・ローズヴェルト大統領の下で、副大統領に就任。翌1945年、同大統領の急死に伴い、第33代大統領に昇格。同年、前政権時代から用意されていた狂気の殺戮兵器 ── 原子爆弾 ── 「リトルボーイ」を広島に(8月6日)、「ファットマン」を長崎に(8月9日)投下。同年8月15日、日本の敗戦により、第二次世界大戦を連合国勝利のうちに終結させた。その後、ソ連との対立(米ソ冷戦)が顕著となると、「トルーマン-ドクトリン」を掲げて共産圏封じ込め政策に着手し、「マーシャル-プラン」の下に欧州(西側諸国)の経済復興を援助、戦後世界における超大国・アメリカの地位を確立した。又、1948年には大方の予想を覆して再選し、1950年、朝鮮戦争が勃発すると、米軍を「国連軍」の名の下に武力介入させ、韓国を軍事支援した。


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