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金 日成　Kim Il-sung　1912-1994

北朝鮮の政治家。朝鮮民主主義人民共和国首相（在任　1948-1972）・同国家主席（在任　1972-1994）。コリアにおける抗日運動の英雄「金日成」将軍と同姓同名だが、全くの別人。「金日成」と言う名は、「革命の英雄」として同将軍に成り済ます為に名乗る様になった偽名。1945（昭和20）年10月、革命大会司会者として、初めて姿を現した。その後、朝鮮労働党副委員長、朝鮮民主民族統一戦線議長等を歴任し、1948（昭和23）年9月の「朝鮮民主主義人民共和国」（北朝鮮）成立に伴い、初代首相に指名された。1950（昭和25）年6月の朝鮮戦争勃発と共に、軍事委員会委員長・人民軍総司令官に就任し、戦争を指導。1953（昭和28）年、元帥の称号を授与され、1972（昭和47）年、国家主席（国家元首）職が設置されると自ら就任し、1994（平成6）年の急逝後は「永遠の国家主席」とされ、国家主席職は「永久欠番」とされた。

（写真は左から、子息の金正日、金日成）